アウラ 「ねぇ…姫ちゃん、最近ちょっと冷たいんじゃない?」
姫子 「そんな事ないわよ…」
アウラ 「だって……なかなかいちゃいちゃ一緒にしてくれないし…」
姫子 「だったら、あんたはアレは気にならないっていうの?」
アウラ 「アレって何…姫ちゃん?」
姫子 「アレって言ったらアレよ! あそこで、ぐうたらすーだらしてるやつ!」
アウラ 「夢子さんの事かぁ…というか、姫ちゃん、双子だからってお姉さんをアレ呼ばわりしちゃよくないよ」
姫子 「いいのよ、あんな奴…」
姫子 「ちょっと、あんた! いつまで、うちに居座ってるつもり!?」
夢子 「ええっと…永遠にー!」
姫子 「ちょ…喧嘩売ってんの、アンタ? もう一度、言ってみなさいよ!?」
アウラ 「姫ちゃん、喧嘩はよくないよーやめてよー」
姫子 「だいたい、あんたは、うちにお世話になってるっていうのに何の手伝いもしないで…ぶつくさ」
アウラ 「いいじゃない、姫ちゃん~姫ちゃんの双子のお姉さんなんだし~」
姫子 「ダメよ! こいつは甘やかしたらダメなのよ!」
夢子 「んしょっと…」
(すくっ……)
夢子 「ふぁ……もう眠くなってきちゃった…最後にニコ動見て一言つぶやいてから寝ようかしら…」
姫子 「ちょっと、アンタ!! あたしの話はまだ終わってないわよっ!!」
アウラ 「姫ちゃん、お義姉さんも眠いみたいだし、今日はこれくらいで…」
姫子 「ちっ…また逃がしたか…一体、あいつはいつになったら出てくのよ、もうあいつが来てから一月は経つわよ?」
アウラ 「最近の世の中は厳しいから、なかなかお家も見つからないんだよ」
姫子 「だとしたって、少しは家の手伝いくらい……」
アウラ 「アウラは嬉しいよ、姫ちゃんソックリなお義姉さんと一緒に住めて…それに夢子さんがいてくれる方が賑やかだし♪」
姫子 「ほんとアンタってお人好しすぎるわ…」
・
・
・
――――――― そして、その日の夜。
夢子 「ぐがーぐがーすぴーすぴーぐきゃぁー」
アウラ 「夢子さんすごいイビキだね、それに目を開けたまま寝てる…なんかすごく面白いね♪」
姫子 「もう嫌だわ…こんな生活…(泣)」
つづく……かも?
プロフィール
ちの
アイペイントや布服の製作、髪パーツの自作までするマルチな淑女。
2012/9/30に亡くなりました。
ちっぽ
最近はうちの子たちとお出かけしてるくらいな犬。
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コメント
そして夢子さんのライフスタイルに憧れる!
コメントありがとうございますー。
さすがですね~私も姫子が一番いちゃいちゃするのが、好きなタイプなんだろうなと思ってました(^^)
夢子の生活は気まずいのを除けば、かなり素敵な生活してますよね(笑)