のんのん 「海賊さん、僕は村人ことのんのんにゃ!」
水都 「…いや、それは言わなくていいのでは…」
のんのん 「このアルパカ、食用としても毛用としても最高にゃ! お一つどうにゃ?」
水都 「いや、私には必要ないな」
のんのん 「そういえば海賊さんは聞いたかにゃ? オーベル国のお姫様がさらわれたそうにゃ!」
水都 「オーベル国の姫が…?」
水都 「リーシャ姫…まさかそんなことになっているなんて…」
水都 「…ほうってはおけないな」
アイニ 「魔王フェローネ、リーシャ姫をお連れしました」
フェローネ 「ご苦労だったな、アイネ」
リーシャ 「り、リーシャをこんなところに連れてきてどうするつもりなのですか!?」
フェローネ 「オーベル国といえばこの辺で一番の大国…お前には存分に役に立ってもらう」
ネム 「そうなの…あなたはもう逃げることはできないの」
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水都 「ここがリーシャ姫を連れ去ったフェローネ魔王の城か…」
アイニ 「あら…これはイケメンな海賊さんじゃない?」
ネム 「海賊なんかに用は無いの…」
水都 「あぁ、こちらもリーシャ姫に用があるんだ。 お前達に用は無い」
ネム 「消えてもらうの…鋭利暗!」
鋭利暗 「キシャァァァァァアッ!」
水都 「こいつは魔物か…!」
ネム 「これが貴方の相手をするの…」
水都 「いいだろう…私が相手になってやる!」
≪ズシャァァァア≫
アイニ 「なにこいつ…強い!」
鋭利暗 「グルゥゥゥゥ…」
ネム 「鋭利暗がこんなに簡単に負けるなんて…」
水都 「私は先に進ませてもらうぞ!」
水都 「お前が魔王フェローネ…!」
フェローネ 「よく来たな、待ちくたびれていた」
リーシャ 「貴方は誰なのですか!?」
水都 「私の事はどうでもいい…貴女を助けにきたのです!」
フェローネ 「いいだろう…リーシャ姫が欲しいなら私を倒してから行け!」
フェローネ 「はぁっ!!」
水都 (は、速い…!)
≪ザシュッ≫
水都 「くぅっ!?」
フェローネ 「な…お前は…!?」
水都 「私はジーヌ国の王子…ミナト・K・ジーヌだ!!」
水都 「リーシャ姫は返してもらうぞ…!」
≪シュンッ≫
水都 「…」
フェローネ 「…」
フェローネ 「な…!」
水都 「なかなかだったが、まだまだだ…!」
リーシャ 「ミナト王子、ありがとうなのです!」
水都 「リーシャ姫…これからは私が姫を守ります」
こうしてミナト王子とリーシャ姫は平和を取り戻し、2つの国はさらに大きな1つのオーベルジーヌ国となり、
民達も幸せに暮らしましたとさ。
めでたし、めでたし。
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のんのん 「ぼくの出番少なすぎなくないかにゃ?」
ネム 「ネムも、すぐやられちゃったの…」
のんのん 「よし、ここはのんのん&ネムの武装ショートコントにゃ…!」
アイニ 「止めなさい。もう幕は下りているのよ」
のんのん 「じょ、冗談にゃ、耳を引っ張らないで欲しいにゃー!?」
コメント
しかし、のんのんさんの武装ショートコントも気になったり
コメントありがとうございますm(_ _)m
ここまでのネタは久しぶりでした。
武装ショートコントは、いつもやるやるといいながらやられることのない幻のネタです(^_^;)