いつもは既存のヘッドに髪だけを作りますが、初めてヘッドから製作をし始めて見ました。
製作法は
ふぉぼすさんが解説して下さった方法を参考に、自分達なりのアレンジを加えて製作してみます。
自分だけで淡々と書くと寂しい記事になりそうなので、オーベルジーヌ3人娘の皆さんに登場願います。
「ののかだよ、作業とかは担当じゃないんだけどさー」
「イストだよ! 今日はよろしくね!」
「フェリアです。今日はよろしくお願いします」
写真は、まず顔の輪郭を印刷して0.3mmのプラバンに貼ったところです。
輪郭はちのさんに手書きしてもらったのをPCで清書しました。
「うわー、ただのパテの塊だね。コレ本当に顔になるの?」
まずは輪郭に合わせてパテを盛りました。
「なんだか、アーンヴァルトランシェ2のヘッドみたいだね」
鼻の位置をちのさんに決めてもらい、顔面を削り始めました。
鼻を無くさないように、慎重に…
この時点では、やたらとアーンヴァルトランシェ2のヘッドに似ていました(^_^;)
そのまま、少しずつ削り込んでいきます。
「キャラクターフレッシュ1を吹いてみました」
実はサーフェイサーが手元に無いので、キャラクターフレッシュ1を吹いてみました。
「これなら顔に見えるねー」
顔の形が整ったので、ちのさんがマジックで顔を書いてくれました。
趣味の関係で、目のあたりも口もありません。
パーティオヘッドと比較してみました。
「これ、ちょっと小さすぎない?」
削っていくうちに段々縮んでいき、最終的にはこのサイズに…
幅が大体同じくらいなので、アーンヴァルトランシェ2の髪を乗せてみました。
「正確には、フェローネさんの前髪ですね」
eden plastics様のオートクチュールの首パーツを仕込めるようにするため、彫刻刀とリューターで削っていきます。
「この彫刻刀、ずいぶん古いねー」
ちのさんが小学生時代に使っていた物なのですが、切れ味には問題ありません(*^_^*)
顔と後ろ髪の接続部をプラバンとプラ棒で作りました。
「こんなのでちゃんと接続できるのー?」
正直自信はないです(ーー;)
ここからはいつもどおり、メンタームを塗って後ろ髪を持っていきます。
その後、前髪の基部も作りました。写真は前髪の固まり待ちです。
「…リーゼントではありませんからね」
その基部にプラバンに書いた前髪を貼り、そこにパテを盛っていきました。
「って、途中を端折りすぎじゃない!?」
すいません、写真を撮り忘れましたm(_ _)m
前後の髪とヘッドの裏側はこのようになっています。
その後だいぶ整えたのがこの写真です。
ここまでで3日ほどでしょうか、この後はもっと髪を細かくしていきます。
「…ここまでで今回の記録は終わりですね。お疲れ様でした」
次は複製編に突入する予定です。
コメント
あとはMMS素体さえ作れれば(マテ
いやはや、ここまで自作となると頭が下がりますね。すっかりモデラーさんになられて^^好きなことに打ち込めて、次の目標を作って切磋琢磨されてる記事を拝見すると、こちらも楽しくなります。完成を楽しみにしてますね!
完全にゼロからとなると『カスタム』とは勝手が違うでしょうし相当に難易度高そうな気がしてましたが
まさかこれ程とは・・・!
一枚目のお写真とラストのものが一緒とは思えないですね
そしてお顔のみならず前髪や後ろ髪、その接続までとは・・・!
見た目だけでなく脱着まで考慮さされててなすへちまさんの技術力にはホント驚きですわ!
複製の精度が低いので、販売まではとてもとても…!
人に押し付けるくらいはしたいのですけど(笑)
Schaftさん>
カスタムから始まり、ようやくここまでこれました。
当分こんな感じの記事が続くと思うので、よろしくお願いします(笑)
arahabakiさん>
最初は絶対無理だろうと思っていたのですが、意外となんとかなりそうです。
昔雪卯さんを初めて作った頃を考えると、遠い道のりでした…