突如、地球に舞い降りた全知全能の力を持った宇宙人と、日本で893をやっている一人の男との子供。
1997年の2月3日に誕生した。性別は男。
たーちゃんの双子の兄だが、両親がたーちゃんに見とれすぎたため最初は誕生に気付かれなかった。
途中まで名前すら付いておらず「オニーソン」とだけ呼ばれていたが、小学校に入るのに名前が必要になったため、「(精神的に)死にまくるから」という理由から捲(まくる)という名前を付けられた。
上記の名前の由来にもあるようにとことんネガティブな性格だが、変なところで前向きだったりする。
自覚は無いが浮気を繰り返し母親違いの子供がいるなど、ダメ男のオーラも出しまくっている。
要するに変態である。
全知全能の力の内、全知の力を受け継いでいる。身体能力等は標準程度。
脳が全知を受け入れられるだけの容量と処理能力を持っているだけであり、知識を増やすには学習が必要。
しかし幼少期でも天才レベルなのは間違いなく、小学生六年生時点でヒューマノイドであるレイニーを完成させる。
女性にかなりモテている事で分かるとおり、顔は日本人離れしたかなりのイケメンである。
歌を歌うのも得意でありN○Kの子供番組で「歌のオニーソン」として活躍したり、子役として「1分探偵の事件簿」というドラマに主演したりと多才である。
寿命のみは通常の人間より遥かに長く、ほとんど無限と言ってもいい。
最初は気付いておらず、見た目も年とともに成長していったが、自覚してからは一番幸せだった小学生時代の見た目で固定している。
ニコニコ小学校を卒業後、両親の意向でそのまま公立のニコニコ中学校に進学。
その後工業系の専門高校に進学した後、東大の工学部に一発合格した。
大学の途中で彼女である横山風花がフランスに出張したのを追いかけて、フランス留学も経験している。
在学中の2018年にオーベルジーヌ社を設立。ヒューマノイド技術の研究を始める。
2021年に彼女である風花が男の子を妊娠。
悟という名前をつけるが風花が子宮ガンだという事が判明、ガンの摘出と共に胎児が犠牲になってしまった。
しかし、治療の甲斐なくガンは進行を続け、2023年2月3日に風花は亡くなってしまった。
その後、人生に絶望していたオニーソンの傍に寄り添い支え続けたリマリア・ベルベットと2025年に結婚。同時期に二人は新しく子供を授かることになる。
2026年に男の子が誕生。風花との間の事を知っていたリマリアが悟と名づける。
しかし、2031年にリマリアが祖国であるリュージ王国に帰ることになり、ヒューマノイドであるレイニーの力も借りつつシングルファザーとして悟を育てていくこととなる。
その間もオーベルジーヌ社社長としてヒューマノイドの研究を続けていたが、2036年に武装神姫が発売されるのを知り、興味を持ったオニーソンは「なすなっく研究所」という名前の武装神姫の研究施設を設立。その後オリジナルの武装神姫の開発へと移行していく。
2037年に「影型ラスフイア」を発売すると、その後も社長兼主開発者として神姫の開発へと没頭していくこととなる。
途中で武装神姫の人格プログラムをヒューマノイドに移植する技術を開発し、そちらの事業がメインになっていく。
2047年に「雪兎型癸卯」を発売したのを最後に、完全にヒューマノイド事業へと移行した。
その後、自分の寿命が無限に続いていくことに気付く。
同級生達が亡くなっていき自分だけが生き残ると、過去の思い出ばかりに縋りつくようになる。
結果、タイムマシンの開発を目指し、研究を続けていくことになる。
人類が地球へと住めなくなり月や火星に移住している2180年、ついにタイムマシンを完成させるが、その頃には過去に行っても仕方がないという事に気付き始めており、絶望したオニーソンは全人類を相手に戦争を始めることになる。
エレンディア・フォレストーンとオニーソン・ブロンズ・オリジン・ジュニアが戦争を終結させ、オニーソンの全知の力を封印してからは、子供時代の見た目のまま曾孫であるコニーソンを可愛がるただの曾孫馬鹿となっている。
ペンギンの着ぐるみを着てタイムマシンを使って過去と未来を行き来しており、過去の世界ではpenpenさんと呼ばれている。
コメント
ぼくはいつまでもお前の味方だぜ!
オニーソンの無茶設定をようやく書く事ができました。
いや、ドールの人たちは大抵無茶設定なのですが…(^_^;)
しかし、こういったことを考えるのは本当に楽しいです!
やや、確か以前に時系列的には200年後ぐらいまで設定があるとかチラッと仰ってはおりましたが
これは壮大な・・・!
いやしかしドールさんサイドに限らず神姫さんサイドの小説の方も
こういった人間側のバックボーンがしっかりしていればこそより説得力も増すというものですよね
無茶設定にお付き合いくださいありがとうございました(笑)
世に出すか悩んだ末、結局出してしまいました。
ここまでの無茶設定もなかなか無いと思います…(ーー;)