2026年3月16日にオニーソンこと堂元捲と、リマリア・ベルベットの間に生まれた長男。
若い頃のオニーソンにかなり似ており、違いは目の色と眼鏡くらいである。
名前の『悟』は元々はオニーソンと横山風花との間に生まれるはずの子供の名前だったが、それを知っていたリマリアがあえて同じ名前を付けた。
オニーソンの全知の力をある程度受け継いでおり、十分天才と言っていいレベルである。
顔もオニーソン同様日本人離れしたイケメン。
不老不死に近いオニーソンに比べると短いが、普通の人間よりは遥かに寿命が長い。
性格は、母であるリマリアが三歳の時点でいなくなってしまったせいで少し捻くれており、暗い。一人称は「僕」。
自殺しようとしているところを、何度か幼馴染である石崎ちまりに止められている。
しかし正義感も持ち合わせており熱くなるときもあり、熱血漢な面も持っている。
女性関係も浮気癖の見受けられたオニーソンに比べるとかなり落ち着いている。
あだ名はミニーソンであり、オニーソンの子供であることから父の友人達によって名づけられた。
オニーソン同様、ニコニコ小学校を卒業後にそのままニコニコ中学校に進学。
私立の工業系専門高校に進学したが、大学には進学せずそのままオーベルジーヌ社に入社し、武装神姫の開発者として働くことになった。
オーベルジーヌ社が武装神姫部門から撤退した後も武装神姫の開発を続け、2050年に武装神姫の開発会社でありオーベルジーヌ社の子会社でもあるベルベットレイン社を設立し、社長に就任した。
その後武装神姫のブーム終了と共にオーベルジーヌ社に戻り、父の手伝いを続けていた。
武装神姫との出会いは、ニコニコ中学校に在学している際にS.Projectの技術開発局局長である周防夏希から白魔量産型No.19とNo.20を託されてからである。
それまでも父であるオニーソンは神姫をプレゼントとして与えていたが、武装神姫ばかりにかまけている父を見て神姫嫌いとなっていた悟は拒否を続けていた。
しかし、白魔量産型No.19とNo.20であるルセルとシュクレとの出会いが、悟の人生は大きく変わる事となる。
ルセルとシュクレの改造からはじめ、高校生の頃にはオリジナルの武装神姫の開発にも成功している。
基本的には実践的な装備を好んでおり、可愛さなどを優先する事は少ない。
幼馴染である石崎ちまりの事がずっと気になっていたが、中学時代に起こったある事件によって急激に接近し、大学生の時に告白した。
告白は成功し恋人となった二人はそのまま順調に交際を続け、2054年に28歳で結婚した。
ちまりとの間にも子供が誕生し、ちまりが亡くなるまで一緒にい続けた。
寿命がまだまだ残っていた悟であったが、自分の子供にそれを悟られないために自分が死んだことにし、その後は密かにオニーソンと共に生活していた。
身を隠しながら研究していた時は、オニーソンと共にヒューマノイド技術やタイムマシンの開発に没頭。
途中、神姫であるルセルとシュクレがシステムの寿命により機能停止しそうになり、二人の人格を融合して戦闘用ヒューマノイドであるフィナンシェに搭載する事で難を逃れた。
2160年頃にオーベルジーヌ社の研究者であったメーアと出会い、間に子供ができたものの、ある事件により悟は亡くなってしまう。
子供であるオニーソン・ブロンズ・オリジン・ジュニアは2168年に生まれたが、悟がそれを知る事はなかった。
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