なすへちま農園ブログ

風花　「いらっしゃいませ～へちま亭へようこそ！」

詩音　「今日はクリスマスだから、いっぱいサービスしちゃうわよん」




きなこ　「おい店員、きなこ餅はまだか？」

詩音　「あらごめんなさいお客さん、お餅の方は年明けからじゃないと用意できないの～」

風花　「今日はクリスマスやから、クリスマスっぽいものを注文してな」




へちまさん　「いやぁ、クリスマスは芋焼酎に限る！　可愛いウェイトレスちゃん達もいてたまらなく良いなぁ！」

詩音　「お客さん、それ…芋は芋でも、ビシソワーズですよ」

へちまさん　「何だと…！？」



今回なんとか無事にクリスマス会・本番編を書く事が出来ました。
色々とやりたい事があったので、一気にぶちこんだら今回も写真の枚数がすごい事になってますが…
タイトルの方もいまだかつてない３９文字の長いタイトルにしてみました！
それでは、続きからどうぞ～！

オニーソン　「はぁ…ウェイトレス風花ちゃん、すごく可愛いなぁ…」

オニーソン　「風花ちゃんだけ見たいのに、何だか余計なものもいるなぁ…ぶつくさ…」




きなこ　「お前…いたのか？」

オニーソン　「ややっ、社長～僕だって社員なんだからクリスマス会にいたっていいじゃないですか～」

風花　「あんたなんてどうせあたしらの仲間に入れてもらえなかったら、めっちゃ寂しいクリスマスやもんな」

詩音　「そんな事あるわけないじゃない～今夜は僕と濃厚に熱いクリスマスを過ごす約束してるんだから」

オニーソン　「」




きなこ　「お前…うちの社員に変なことするようなら許さないからな」

オニーソン　「いだっ…むしろ僕の方が変な目にばかりあってますってばぁ…しくしく…」

きなこ　「来年はもっと仕事増やしてやる」

へちまさん　「良いクリスマスプレゼントをもらったな、オニーソン」

オニーソン　「ううっ…僕、ただの契約社員なのに…しくしく…」




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歌音　「影流さん、マジックショーなんてされるんですね～あれ、しかも日付が今日だ！」

雪羽　「全然聞いてなかったんでびっくりです…急いでニコニコホールに向かいましょう！」




影流　「皆さん、ようこそいらっしゃいました…そして、メリークリスマス！」



影流　「今宵は皆さんに神秘なる夢の世界をお見せいたしましょう！」

お客　「「「わぁーわぁー！！」」」

ちま　「影流くん、すごーい！　ゴムでとまってないのに帽子が落ちてないー！」

鈴葉　「ちまちゃん…影流くんのマジックショーはこれからですよ」




影流　「こちらは何もないただのシルクハットです…タネも仕掛けもありません」

ちま　「タネが入ってたらどんなお花が咲くのかなぁ？」

歌音　「きっと薔薇の花ですよ～イケメンと薔薇って相性いいですしぃ☆」

鈴葉　「薔薇…ね…確かにものすごくいいわ…さすが影流くん、期待を裏切らない」




影流　「おっほん…そして、この何もないシルクハットからすごいものを呼び出して見ましょう！」

ちま　「薔薇さんのタネかなぁ？」

鈴葉　「どんなイケメンさんが出てくるんでしょう…ああ、ニヤニヤが止まらない」

雪羽　「影流…がんばって…」




影流　「じゃじゃーんっ！！！」

chappy　「I am chappy!!!  Merry Christmas!!!!」

お客　「「「おおっ！！！」」」

（ぱちぱちぱちぱちぱちぱち…）




影流　「皆さん、拍手ありがとうございます…素敵なクリスマスをお過ごし下さい」


歌音　「きゃー影流さんカッコいいー！！」

ちま　「薔薇さんじゃなかったけど、チャッピーさんが出てきてくれて嬉しい」

鈴葉　「ここでチャッピーさんが擬人化するマジックにならないかしら…」

雪羽　「影流…いつの間にかこんなすごい事が出来るようになってたのね…」





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きなこ　「うぃ…気持ち悪い…」



鈴葉　「大丈夫ですか、社長！？」

きなこ　「また食べ過ぎたみたいだ…ううっ…うぐ…」

鈴葉　「影流さんのマジックショーじゃなくて、私もそちらに行っていればよかったでしょうか…」

？？？　「おいっ！」



　
きなこ　「そんなこと言うな、鈴葉…飲みすぎて食べ過ぎた私が悪いんだから…」

鈴葉　「そんな風に優しい社長も可愛くて好きですよ」

？？？　「おーい、無視するなって！」




へちまさん　「またお前か！」

アニーソン　「またお前じゃないだろ？　みんなして俺様のこと無視しやがってー」

きなこ　「今、一番お前の顔なんて見たくなかった…うぐぐ…」

鈴葉　「社長、しっかりして下さいっ！」




アニーソン　「お前ら、ちょーっとそこで待ってろよ…すぐにここから出るから…」

きなこ　「あれ…さっき会長にもらった薬が効いてきたな…」

鈴葉　「それはよかったです、安心しましたっ」

へちまさん　「私も今日は食べ過ぎて飲みすぎたんだが、その薬で今はもうスッキリだ！」

アニーソン　「だからぁ！　また無視するなって！　待ってろ、こんなとこ別に怖くないんだから！」



《バタッ………！》



アニーソン　「いてっ…どうしていつもこんな時に…」

鈴葉　「調子もよくなったようですし、早く家に帰りましょう！」

きなこ　「そうだな、クリスマスだからっていつまでも遊んでいられない…早く寝てなければサンタさん来ないだろうし」

鈴葉　「社長…なんて可愛らしい…」




へちまさん　「残念だったな…二人はもう行ってしまった」

アニーソン　「くそう、今日は俺様が主役の日だって言うのに！」

へちまさん　「大丈夫だ…また来年、がんばればいいさ」

アニーソン　「らっ、来年！？」




アニーソン　「また来年だなんて…そこまで俺様が主役になれないなんてひどすぎじゃないか…」

アニーソン　「最近はなぜか俺様ばっかりひどい扱いになってるような気がするし…」

アニーソン　「くそう！　覚えてろよ、オニーソン！　この借りは必ず返してやるぜ！！」




オニーソン　「最近僕がオチって事少なくないですか？　もしかして、来年には僕いない…？」

オニーソン　「どこか親切なサンタさん、どうか僕に活躍というクリスマスプレゼントを…！」






来年のクリスマスに続く…？