卯さん 「なるほど…これが私の専用武器の『兎葵』ですか」
ちっぽ 「わん!」
卯さん 「ナイフとハンドガンの複合武器…このサイズなら偵察の邪魔にはなりませんね」
ちっぽ 「わわん!」
リアトリス 「オーナー、卯さんと遊んでないでさっさと仕事をしてください」
ちっぽ 「くぅーん…」
卯さん 「…なんで犬がこんな武器を…? オーベルジーヌ社というのは変な会社なのですね」
七雪 「で、なゆきたちとてすとばとるだってー」
雪芽 「…よろしくお願いします」
卯さん 「お姉様たちが相手ですか…これは手を抜けませんね」
卯さん 「まずはハンドガンとしての性能を確かめさせて頂きます!」
≪タァーンッ≫
七雪 「あいたぁ!?」
卯さん 「当たった…?」
雪芽 「…向こうも当たるとは思ってなかったみたいだよ、七雪」
雪芽 「…近距離戦をしかける!」
卯さん 「くっ…分が悪い…」
卯さん 「敵はあの雪芽さん…近距離戦は危険です」
卯さん 「距離を離さなくては!」
≪ダンッ ダンッ≫
雪芽 「…七雪より遥かに命中精度がいい…油断はできない…!」
七雪 「いたかった…そしてかっこわるい…」
七雪 「…いまあのふたりをたおせば、なゆきがさいきょうのゆきうさぎかも!」
七雪 「ぜんだんはっしゃぁーっ!!」
≪ズダダダダッ≫
雪芽 「七雪…なにをっ!?」
卯さん 「仲間割れ…!?」
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七雪 「たまがなくなった…でもこれでなゆきのしょうりかも?」
≪カチャ≫
七雪 「…おや?」
卯さん 「…銃の精度が粗すぎます、そんな撃ち方ではとても当たりませんよ」
≪タァーンッ≫
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七雪 「なゆきのかちだとおもったのに…」
雪芽 「…僕まで撃つのは止めて欲しかったな」
卯さん 「七雪さん…どうしてあなたはいつもそうなんですか…」
そんなわけでつぼみ小隊ラッシュの続きである、雪兎バトル編です。
卯さんが里帰りしてきてくれたので、絶対に撮らなくては! と思っていました。
そして、里帰りついでに卯さんもちょっとメンテナンス。
ちのさんが口をペイントしました。
Nagisaさんのイメージにあっているといいのですが…
ちのさんと自分が住んでいる地域は、一部の店舗が閉まっているくらいでほぼ安定しています。
たまに体に感じられる余震もありますが、頻度はかなり低くなってきました。
どうやら、神奈川の中でもこのあたりはかなり被害の少なかった地域のようです。
一日中ニュースを見ていますが、東北地域のほうではさらに被害が増えているようで…
ちのさんと共に、被災地の皆さんのご無事を心よりお祈りしております。
コメント
この事態故まずは手短にお礼を。
こんなときにコメントありがとうございますm(_ _)m
いつか話を聞いた時にイメージを聞いていたので、それをちのさんに伝えました。
あっていたようならよかったです(*^_^*)
基本卯さんは『戦わない事』を前提とした戦闘スタイルかと思っておりましたが
高い索敵、情報処理能力を活かせば前線もこなせるのかもしれませんね
きっと普通に戦えば雪芽さんのほうが強いのでしょうが、味方に敵がいたようです…(^_^;)
卯さんのようなコンセプトも素敵ですよね。作るのはなかなか難しいですが。
と兎紗さんが申しております。
機会があったら兎紗さんにも作ってあげますからね!
背中のユニットを換装することで前線にも立つことはできますが、卯自身が「防戦的」なため、主戦力になることは無いと思います。
(機動力を駆使して攪乱することは可能かもしれません)
むしろ卯のコワイところは「情報処理能力」ですから。