ちま 「ちまには難しすぎる…」
りまる 「・・・」
≪ガタッ≫
りまる 「オニーソンさん、この話…凄くいいお話ですね!」
オニーソン 「そ、そうですか? ただ、たーちゃんに読み聞かせするために書いたんですけど…」
りまる 「私、感動しました…いつか、ちゃんと読ませてくださいね?」
オニーソン 「い、いいですけど…」
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―――2043年 オーベルジーヌ社 神姫デザイン部
??? 「Front Line製、MMS-Automaton 神姫
剣士型オールベルン ルナーリア
セットアップ完了、起動します…」
??? 「ここは、私の知っている世界ではないようだが…?」
「おはよう、ここはオーベルジーヌ社って会社の中で、私は茅野 裕莉だよ」
??? 「…なるほど、ならば貴女が私のマスターか」
「うん、それであなたの名前は『ローラル』でいい?」
ローラル 「ローラルか…いい名前だな、月桂樹という意味か」
「詳しいんだね」
ローラル 「…不思議な感じだ、自分が神姫という事もわかっているが、それ以前の記憶もあるような気がする…」
マイム 「あ、起動したんだね」
ファネス 「おぉ、カッコいい人だねー、マイムちゃんとは大違い…」
マイム 「いいもん、マイムは可愛い担当だもん!」
ローラル 「…貴女たちは?」
マイム 「ローラルちゃんと同じちのさんの神姫だよ」
ファネス 「そうそう、だから先輩ってわけ!」
ローラル 「あぁ、よろしく頼む」
マイム 「それじゃ、ちょっとオーベルジーヌ社を案内してくるねー」
「お願いね、マイム、ファネス」
ファネス 「了解だよ、オーナー♪」
ローラル 「ここは神姫がずいぶんたくさんいるのだな」
マイム 「それはもう、神姫を作ってる会社だもん!」
ファネス 「そうそう、まだまだたくさんいるからねー?」
ユイット 「え!? ベルーラさんとリアトリスさんの間に姉妹さんがいるんですか!?」
ベルーラ 「はい、アイネっていう妹がいるんですよ」
リアトリス 「私は会ったことがないのですが…私たちと同じ魔王型の神姫だそうですよ」
マイム 「あ、ベルーラちゃんたちだよ!」
ローラル 「ベルーラとは?」
ファネス 「あの金髪の子だよ。 そういえば、同じ剣士型のコアユニットだねー」
ローラル (たしかに似ている…)
つづく
そんなわけで、ローラルさん編第一話です。
最初にドールが出てきたので、神姫劇という事が分かりにくかったかもしれませんが(^^;;;
オニーソンが最初に読んでいた小説は『
魔王と姫』という名前で短編小説にアップしてあります。
小説はちのさんが書いてくれました。そのおかげで神姫劇もかなり書きやすく。
全八話なので、しばしお付き合いください。
…当分一日二記事ペースで出ると思いますが(笑)
コメント
ちなみにウチの子は三刀月(みかつき)です。
兎紗さんのことは、お義姉さんと呼んでます♪
ローラルさんはオッドアイなのですね。
神秘的な感じがして素敵です♪
お話の続きも楽しみにしております~。
なるほど、月つながりですね!
兎紗さんが姉と言うのも不思議ですが(笑)
柊 葵さん>
ちのさんの仕事の早さといったら…!
オッドアイもうちでは珍しいですねー。
続きは出来るだけ早く出していくので、期待せずにお待ちください(^_^;)
にしても流石ちのさん、仕事が速い上に丁寧で、毎度の事ながら驚きと感動ですよっ(*´∀`)=3
ちのさんアイペのベルンシリーズが増えて行くと、我が家でもなんだか親戚の娘が産まれたみたいで妙に嬉しかったりします(笑)
物語りも2008年の朗読会から、2043年のオーベルジーヌ社への舞台の移り変わり
小説《魔王と姫》がどう物語に絡んでくるのかワクワクします♪
既にベルン系だけで9人もちのさんのアイペ子が…(笑)
もう一人行けば二桁ですね(^^;;;
あと3話ですので、しばしお付き合いくださいm(_ _)m