リアトリス 「…ここが裏の世界の人間の神姫達が集まるというパーティ…ですか」
ちっぽ 「わん!」
リアトリス 「そうですか…というかオーナー、わざわざそのボディにライドオンしてこなくても…」
ちっぽ 「くぅん?」
リアトリス 「…わかりましたよ、足は引っ張らないで下さいね」
リアトリス 「…私たちの目的は、わが社の社長である堂元捲氏がこのパーティに参加しているとの噂を確認する事にあります」
リアトリス 「…あれはクラウディさんですね。やはり社長は…」
ちっぽ 「わん…」
リアトリス 「…尾行しますよ、オーナー」
ちっぽ 「わぅん?」
リアトリス 「…大丈夫です、一応武器は持ってきてあります」
リアトリス 「オーナーがカスタムして下さったアルヴォLP4ハンドガン…使わなくて済めばいいのですが」
リアトリス 「…待ってくださいオーナー、先ほどから周囲に他の神姫がいません」
ちっぽ 「わん?」
リアトリス 「もしかしたら、私たちは罠に…」
≪ヒュンッ≫
リアトリス 「…っ!」
≪タァンッ≫
リアトリス 「避けられた…あれは、以前雪芽さん達が交戦したマケネイトユニット…!?」
リアトリス 「な…いつの間に2体…!?」
リアトリス 「…いや、4体ですか…」
リアトリス 「…囲まれたようですね、オーナー」
ちっぽ 「わん…!」
リアトリス 「…わかっていますよ、こんなところでやられるつもりは」
リアトリス 「ありません…!」
≪ドゴォッ≫
リアトリス 「まずは…先手」
≪バァンッ≫
リアトリス 「必勝…ですね!」
≪バタァンッ≫
リアトリス 「…これで2体…足を止めただけですから、また動き出す前に脱出しますよ、オーナー」
リアトリス 「…って、オーナー…?」
リアトリス (…おかしい、オーナーは先にログアウトして離脱したのでしょうか…?)
≪ブンッ≫
リアトリス 「く…!?」
リアトリス (避けれた…しかし)
≪ゲシィッ≫
リアトリス 「…ッ!?」
≪バタッ≫
リアトリス 「くっ…いくらなんでも1人でこの数は…」
リアトリス 「オーナー…どこに行ったんですか…?」
つづく
プロフィール
ちの
アイペイントや布服の製作、髪パーツの自作までするマルチな淑女。
2012/9/30に亡くなりました。
ちっぽ
最近はうちの子たちとお出かけしてるくらいな犬。
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