なすへちま農園ブログ

フィギュアや美少女プラモやドールとの日々

その剣に想いを乗せて ~prologue~

≪コツ…コツ…コツ…≫

ネリネ　「…誰だ、僕をつけて来ているのは…」

ネリネ　「姿を現せ…！」

モナルダ　「…おや、気づいていましたか」

ネリネ　「当然だ…なんのつもりだ」

モナルダ　「ふふ…ちょっとしたおしゃべりですよ」

モナルダ　「あなたのお仲間たちのことは本当に残念でした」

ネリネ　「…！？」

モナルダ　「このオーベルジーヌ社に恨みがあるのでしょう。私と手を組みませんか？」

ネリネ　「僕の仲間達は…べレスもボーティスもブーネもビフロンも、この会社の神姫にやられたんだ…」

ネリネ　「そして僕自身も…」

モナルダ　「…お答えは今すぐでなくて構いません、明日またこの時間この場所にてお待ちしています」

ネリネ　「・・・」

モナルダ　「…では」

ネリネ　（…今の神姫、僕の仲間たちの何かを知っている…？）

ネリネ　（もしかしたら、僕の仲間たちの最期も…）

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レアルタ　（俺が体に戻る方法を知ってるって、あの女言ってやがったな…）

レアルタ　（…俺が考えてもなにもわかるわけねーか）

ハイデ　「…あら、あなたもあの紫髪のアルトレーネに呼ばれたのですか？」

レアルタ　「あぁ…って」

レアルタ　「は、ハ、ハイデじゃねーか！？」

ハイデ　「はい…って、ご挨拶したことがありましたでしょうか…？」

レアルタ　（そうか、こいつは俺の事に気づきようがなかったな…）

レアルタ　「いや、なんでもない…お前もあいつに誘われたのか？」

ハイデ　「えぇ、私のマスターを救う方法を知っていると…」

レアルタ　（あいつ、なにもかも分かった上でハイデも俺も呼びやがったのか…趣味の悪い野郎だぜ）

ネリネ　「…僕以外にも呼ばれた神姫がいたのか…」

ハイデ　「あら、いつかはお世話になりましたね」

レアルタ　「なんだよ、根暗なガキだな」

ネリネ　「…なにを…ッ！」

レアルタ　「そのまんまの意味だよ、なにか文句あんのか？」

モナルダ　「…ふふ、皆さん仲が宜しいですね」

レアルタ　「…きやがったか」

ネリネ　「僕はこいつらを仲間とは思わないぞ？」

モナルダ　「えぇ、それで構いませんよ、私たちは敵が同じなだけですからね」

モナルダ　「…それではこれから、オーベルジーヌ社の奥深くに隠されているあるものを奪取するために動いて頂きます」

ハイデ　「…”あるもの”？」

モナルダ　「…私たちが必要としているのは…」

つづく

2011/11/26 (土) 武装神姫コメント(2)

そうなんですよね・・・
うちも他人事ではないので気になってまししたが
反乱を起こしたネリネさん含めベレスさん一行はAG社に敵対関係にあるとはいえ
モナルダさん方、フェローネさんサイドとも仲間という訳ではありませんし
そもそも魔王型シリーズはフェローネさん方を撃退するというのもプロジェクトの目的の一つなわけですから
なんとも複雑な立ち位置なんですよね…

更にはレアルタさんハイデさんも加わり
果たしてモナルダさんは何を目的としているのでしょうか…！