なすへちま農園ブログ

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展開の途中ですが、ちょっと起動した子を早く出したかったので間に挟みます。
次からは平然と普通の展開に戻ります。
…というか、この子たちが活躍するのは今回のシリーズではなさそうです(・・;)

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―――オーベルジーヌ社を謎のロボット達が襲った頃　別の場所




『…イケロス、モルペウス…任務だ、目覚めよ…』

イケロス　「・・・」

モルペウス　「…ん…」




モルペウス　「んん…よく寝た…」

イケロス　「…任務…？」

モルペウス　「…今日はどんな楽しい遊び、待ってるかな…？」


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モルペウス　「ねーねーイケロス、まだ眠いのー？」

イケロス　「…だって目覚める必要がないんだもの…」

モルペウス　「ふーん、まぁいつものことだからいいけどさー」




「ギギギギギ…」

モルペウス　「お、あれが…」

イケロス　「…”奴”呼び出した量産型警備ロボット」

モルペウス　「やっぱり、あたしたちも攻撃してくんのかなー？」

イケロス　「・・・」


≪ダッ≫




≪シュンッ≫

「ギギ？」

イケロス　「よかったわ、退屈していたの。このまま何もなかったらどうしようって」

イケロス　「なんでこんなつまらない事のために起こしたんですか、”マイマスター”なんて言いたくなってたの」




イケロス　「…まあ、ただの偵察とはいえもっと手ごたえのある相手に会いたかったけど…これも任務」

イケロス　「貴方みたいな雑兵に手ごたえがないのは知ってるから、せいぜい良い声で」




≪ザシュッ≫

イケロス　「啼いてくれるかしら、ゴミクズさん？」

「ギ、ギギギギ！？」




モルペウス　「イケロスずるーい！」

≪ドゴォッ≫

「ギ？」

モルペウス　「あたしもやるー！」




モルペウス　「おらぁ！！」

≪ドゴォ≫

モルペウス　「あは！あははははっ！！」

≪ガッシャァァァァアッ≫


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モルペウス　「こんな雑魚倒してもつまんなーい、雪兎とかいうのとか魔王とかいうのとか倒しに行ったらダメなのー？」

イケロス　「…まだダメ、貴女の武器もまだできてない」

モルペウス　「また眠いのー？　イケロスって戦い以外だと本当に静かだよねー」




イケロス　（私たちの出番はまだ先…この戦いにある程度終わりが見えてから…）

イケロス　（…ですよね、”マイマスター”…？）



つづく