今回はいつもと形式を変えてお送りします。
け、決して手抜きじゃないんだからね！
20XX年XX月XX日
ムーレレビアの日記
さて、今日の日記はどこから書いたら良いか…
我は今日、他の魔王たちの不甲斐なさを嘆き、一人でオーベルジーヌ社に向かうことにした。
現在残る魔王はベルフェゴールにネリネにアガレス、ティフォンに未だ目覚めぬルシファーのみだ。
どこぞで暗躍するらしいモナルダやらとその一派も大した動きは無いようだ。
どれもこれも自分勝手でついていけぬ。
この時点でオーベルジーヌ社にいた神姫は僅か…
我一人でも簡単に制圧できる…
はずだった。
そう…あの”悪魔”と出会うまでは…
あの”悪魔”はただ単に散歩中のようだった。
こんな状況の中でもなにも動じていないようだ。
…のんきな奴だ。
その態度に怒りが湧き、我は戦いを挑んだ！
奴は本来普通の神姫、その上若干の欠陥もかかえていると聞いておる。
完璧なるレヴィアタンである我が負けるはずは無い！
だいたい魔王型と普通の神姫には計り知れない差があるのだ
が、
投げられ、
氷の槍で体の自由を奪われ、
その後の事は、この日記に書けるものではない…
我をあんな目にあわせるなんて…前世で恋人だったルシファーですら、あそこまでは…
いや、だがしかしあれはあれで…
こ、これ以上は恥ずかしくて書けん！
息も絶え絶えの我を残し、奴は散歩へと戻っていった。
最後に、「よかったら、今度私の保健室にいらしてくださいね」と言い残して…
我はもうこの戦いから離れることにした…
わ、我はあくまでも暇つぶしであったからな！ 他の魔王に何か義理があるわけでもないのでな！
…当分レビアの体で出歩くのは止めておこう…
つづく
コメント
単独行動を取っていた時の話ですね。
レビアさん視点の日記という形が面白いです。
レビアさんもなかなか強いですが雪卯さんに戦いを挑むとは。
過去にフェローネさんやモナルダさんを倒し、
AG社最強といわれる雪卯さんを甘く見すぎです。
返り討ちに遭い、さすがのレビアさんでも戦意を喪失してしまった様子。
雪卯さんは向かうところ敵なしですね。
「雪卯さんを倒せる神姫」というのは設定上そうそういないはずなので、戦いを挑まないに越したことはありません(^^;;;
ムー…レビアさんは運が悪かったとしかいいようがありませんね。
完全に迂闊だったとしかいいようがありません(・・;)
ara「個人的にはムーちゃん様の方もですねｒｙ
いばら「あんたら･･･普通こういう場合はどちらかがツッコミ役に徹するべきでしょうに
そんなんじゃ収拾付かないじゃないですの･･･
単純なスペックで言えばムー･･･じゃなかったレビアさんの方が強いのかもしれませんが
それを経験や技量で覆すとは実にカッコイイすな！ﾟωﾟ)=3
なんてダブルボケ…！（笑）
スペックで言えばムー・・・レビアさんのほうが高いとは思いますが、レビアさんは如何せん抜けているもので…
雪卯さんに勝てる相手は果たしてどこまでいるのか…
レビアさんは災難・・いや寧ろご褒美ですよ。
是非とも、体の自由を～から先の公開を！
雪卯さんに勝てる相手は・・・少なくとも我が家にはいないです。
互角だと思いますが、やはり妹のスミレさんでしょうか。
雪卯さんはここまで到達する中でもロボット達を何回か撃破しています(^^;;;
うちで雪卯さんに恐らくのんのんや七雪、スズナさん等の雪卯さんの特技(？)とは無縁の子達でしょう。
普通の子はむしろ危険です（笑）