なすへちま農園ブログ

ベルーラ　「あのね、私の妹でリアのお姉ちゃんのアイネからお手紙が来てたんだよ」

リアトリス　「あいねさん…？　私にまだお姉ちゃんがいたんですか」

ベルーラ　「うん、リアが起動するだいぶ前にお嫁に行っちゃったからね」




リアトリス　「…後で私も読ませてもらってもいいですか？」

ベルーラ　「うん、後で読ませてあげるね」




『いつか姉妹三人でトランプで遊びたいですね。
リアさんのジト目は力強くていいですね、とても羨ましいです。』

ベルーラ　「だって、いつかリアも一緒に遊びに行こうね？」

リアトリス　「はい、そうしましょう」




『お姉さんは最近は雪卯さんという方と一緒にいる事が多いようですね。
いつだったかお姉さんの露出の多い写真がブログに出てて、マスターがとても心配してましたよ。』

ベルーラ　「ふふ…アイネったら、私、喜んでやってるのにな…」

リアトリス　（…ブログを見るだけでもお姉ちゃんの趣味ってバレるんですね…）




『好きな事をするのは良い事ですが、無茶な事だけはしないようにして下さいね。
私もマスターもお姉さんの事は大事に思っているのですから。』

ベルーラ　「私もアイネが大事だよ。またお手紙にお返事書かなくっちゃ」




『最後になりますが、マスターはとてもカッコよくて素敵な人です。
こんな素晴らしいマスターと出会わせてくれて本当に神様とお姉さんに感謝しています。』

ベルーラ　「・・・」




『お姉さん、本当にありがとう。
私は素敵なマスターと仲良く元気にやってますので、どうかご心配なく。』

ベルーラ　「・・・・・」

ベルーラ　「そっか、元気にやってるんだ。元気に…やって…」




ベルーラ　「いいなぁアイネ、本当だったら私がお嫁さんに行きたかったのにな…」




ベルーラ　「本当だったら私が可愛がって貰いたかったな…あの方にだったら何されてもいいのに…」

リアトリス　「あの…お姉ちゃん、どうしたんですか、ブツブツ言って」




ベルーラ　「・・・」

リアトリス　「お姉ちゃ…」




ベルーラ　「何か用ですかリア。私、今ちょっと忙しいの…」

リアトリス　「…いえ、なんでも…」




『私は遠い所にいますが、私たちは姉妹の絆でずっとずっと一緒です。
リアさん、ちょっと頼りないお姉さんですがどうかよろしくお願いします。

それでは、またお手紙書きますね。
大好きなお姉さんへ。

愛子より』

ベルーラ　「・・・」

リアトリス　「…あの…お姉ちゃん…」




ベルーラ　「アイネ、元気にしてるってー。本当によかったね！」

リアトリス　「そ、それはよかったですね」

ベルーラ　「うん♪　今度一緒にお返事書こうね！」




ベルーラ　「あ、私…雪卯様の所に行かなくっちゃ！」

リアトリス　「あ…はい、いってらっしゃい…」




リアトリス　「・・・・・」

リアトリス　「…お姉ちゃん、魔王状態を制御してましたが、これって報告した方がいいですか…？」