9月30日、21時07分。享年25歳。
専門学校で同級生として出会い、あれから6年。
きっと見方によっては変なカップルだったと思います。
どんなときもずっと一緒で、同じ事をして。
相手の事で知らないことをどれだけ無くすかをずっと考えてみたりとか。
お互いがお互いに依存し切った、少し危ない2人でもあり。
割と冷めていて、ド真面目で。
アイディアとかを考えるのは苦手だけど、整合性を取ったりフォローしたりするのが得意な自分と。
同じくド真面目ではあったものの、いろんなアイディアを思いついて。
数々の無茶振りをして、自分のできることの幅を大きく広げてくれた彼女。
本当は、自分たちしか知らないいろいろなことがあります。
途中の経緯や出来事に関してで、人生で一番怒っていることも悲しんでいることもあり。
ちのさんの家族とも最後はちのさんのために協力しましたが、本来ならこれすら異常な事態。
ちのさんが見ていたとしたら、とても複雑な顔をしたでしょう。
生きるのが辛いといつも嘆きながらも、それでも少しでも良いことを、素敵な事を探していた彼女。
ドールも神姫も見つけ出して、2人で楽しむ方法を考え出し。
音楽なんて聴かない自分が音楽を聴くようになり。
HPを通じて2人で友達も増えて。
きっと人生この先も2人で生きていくんだろうなって、若いながらに考えていました。
自分も同じ25歳。
彼女の親も祖父母も全て健在です。
彼女だけが圧倒的に早すぎます。
今はこの先のことは考えられません。
でも、ここまで自分が立っていられたのは彼女のおかげです。
彼女が倒れてから自分を一番助けてくれたのは、2人で作ったインターネットの仲間たちでした。
仕事を休んでまでいらしてくれた方、新幹線で駆けつけてくれた方、本当にありがとうございます。
たくさんのコメントも拝見していました。
ツイッターのほうも見ていました。
元々友達なんていなかった自分が、今潰れずに済んでいるのは皆さんのおかげです。
本当にありがとうございます。
そして、そのきっかけを作ってくれたちのさん。
本当にありがとう。
いつも夜がちゃんと寝れないと、口には出さずとも日々を辛く生きていたのは知っていました、が、もう後はゆっくり休んでください。
2人で築き上げたものの後始末は、自分に任せてください。
世界で一番くらいに頼りない男ですが、こんなときくらいは活躍して見せますから。
少し待っていて、いつか必ずまた会えますから。