なすへちま農園ブログ

一応『つぼ美さん、ようこそ』の続きです。

---

鈴葉　「みなさん、今日はちまちまへちま社の劇を見に下さってありがとうございます」




鈴葉　「ちまちまへちま社の社員みんなで考えた脚本です。男の子同士の絡みなどどうぞお楽しみください」

2005年―――



アニーソン　「こんにちわー、こんにちわー、ららららーららららー♪」


アメリカにカトリーナが来たり、愛知で愛・地球博があったりした年。





何かが変わると思った。



歌音　「ん―――――！」

ちま　「何が揚げパンだ、ソフトメンだー！」

ちま　「ちまが給食で食べたいのは…」




ちま　「このハンソデパンチだー！」


ニコニコ小学校でハンソデパンチを食べた。
でも………

先生に怒られた…








2023年―――



きなこ　「ちま、本当に久しぶりだな」

ちま　「同窓会のお知らせが突然きたからびっくりしたー」

風花　「全然昔と変わってないなー」

ちま　「うん、昨日も小学校で会ったよね！」

風花　「ちまちゃん、それは言ったらいかんねん…」




鈴葉　「18年ぶりですから、本当に久しぶりですね。お変わりありませんか？」

ちま　「ちま、最近ピーマンが食べられるようになったよ！」


風花　「………な、なあ、うちの周りではチョウナンって奴がやってる変な宗教が流行っていて困ってるねん」




きなこ　「それなら私も聞いたことがあるぞ」

鈴葉　「私もです。最近はイベントでもチョウナン受けの同人誌が増えましたね」




風花　「ちょっと聞いた話やと、しーちゃんもその宗教にはまってるらしいねん」

きなこ　「しーちゃんか…道理で今日は来てないんだな」

鈴葉　「しーちゃんがはまったって事は、イケメンさんがいたんですね」




ちま　「はい！ちま、詩音くんに会いたい！」

きなこ　「そうだな…ちょっと心配だしな」






チョウナン　「長男はあまり自虐的になったらいけないんだ」

チョウナン　「あまり自虐的になりすぎると、長男の威厳がなくなっちゃうからね」




詩音　「やっぱりチョウナンは素敵」

風花　「…どう見ても怪しいやんか」

ちま　「どう見てもオニー…って言ったらいけないんだっけ？」

風花　「もちろん言ったらダメやで、ちまちゃん」




詩音　「あらー、みんなよく来たね　僕とチョウナンの仲を見に来たの？」

きなこ　「いや…なんでお前がこんなところにいるのかと思ってな」

鈴葉　「私には理由は一つしか思いつきませんけどね」




詩音　「では、ばははーい♪」

きなこ　「なんなんだ、あいつらは…」




ちま　「どう見てもあやしかったー」

風花　「あの覆面とか意味不明やったな」

きなこ　「一体なんだったんだ…」




チョウナン　「さて…僕の計画がこれから始まるんだ」

詩音　「僕達のドロッドロの大恋愛もこれから始まるんだね」

チョウナン　「しーちゃん…腕が苦しい…」




チョウナン　「世界はこのへちまの書の通りにこれから動く…」







詩音　「はーい、しーちゃんのクッキーの試食キャンペーンだよ」

詩音　「いくつでも食べたいだけ食べてねー」




たーちゃん　「まずそうなクッキーだな」

詩音　「あらたーちゃん、これどーぞ」




たーちゃん　「仕方ないな、食べてやるか」

詩音　「はい、お1人さまごあんなーい♪」




たーちゃん　「なんでたーがこんなクッキー食べなきゃいけないんだ…もぐもぐ」




たーちゃん　「やいっ、毒にあたって死んだー」




詩音　「これでチョウナンの計画通り…」


果たして、チョウナンの計画とは…？
へちまの書とは…？
チョウナンの正体は一体誰なのでしょうか…？