なすへちま農園ブログ

ベルーラ　「あの…今日はテストバトルよろしくお願いします、ミゾレさん」




ミゾレさん　「魔王型…いい機会、実力、見せてもらう」

ミゾレさん　「いざ、尋常に」




ミゾレさん　「勝負っ」

≪キィィンッ≫

ベルーラ　「きゃぁっ！？」




ミゾレさん　「隙だらけ」

≪ザンッ≫

ベルーラ　「剣が！？」




ミゾレさん　「弱すぎる、これが魔王型？」

ベルーラ　「うぅ…やっぱり私じゃ…」




ミゾレさん　「もういい。これでとどめ」

≪シュンッ≫




ベルーラ　「きゃあっ！？」

≪キィィィィィン≫

ミゾレさん　「何？」




？？？　「…お前が我の相手か？」

ミゾレさん　「誰？」




ベルフェゴール　「我が名はベルフェゴール…この少女に封印されし、魔の王」

ベルフェゴール　「…まあ良かろう、今はこの邂逅を楽しもうではないか…！」




ベルフェゴール　「砕けぇい！」

≪ガギィィィィンッ≫

ミゾレさん　「重く速い。これは！？」




ミゾレさん　「先ほどまでとは違う。だが、簡単にはやられない」




ミゾレさん　「はぁっ！」

≪ガキィンッ≫

ベルフェゴール　「軽いな…この程度か？」

ミゾレさん　「何！？」




≪ブゥンッ≫

ベルフェゴール　「ほう…これを避けるか」

ミゾレさん　（ギリギリ避けれた。だが、このままでは負けるっ）




？？？　「止まって！」

≪ガギィンッ≫

ミゾレさん　「？」

ベルフェゴール　「…またお前か、諦めの悪い奴よ」




ミゾレさん　「あなたは？」

？？？　「私は…」




リアトリス　「私はリアトリス、オーベルジーヌ社のテスト神姫です」

ミゾレさん　「リアトリスさん、あれは？」

リアトリス　「あれは私のお姉ちゃん…その中に封印された魔王です」




リアトリス　「お姉ちゃんを止めなければ…この剣は使ってください」

ミゾレさん　「ミゾレが？」

リアトリス　「はい、先ほどまでの戦闘を見ていましたがあなたなら使いこなせるはずです」




リアトリス　「全く…世話のかかるお姉ちゃんです、はぁ…」

リアトリス　「DTリアユニットplus GA4アーム、動作正常…とっさに借りてきましたが、役に立つでしょうか…？」




ミゾレさん　「炎の剣と氷の剣、これならあるいは」

ミゾレさん　「ここからが、勝負」




ベルフェゴール　「ふん…虫ケラが二匹集まったところで何もできんわ」

≪ゴォォォォオ≫

ベルフェゴール　「我が業火…受けるがいい！」




リアトリス　「させません！」




≪ガンッ　ガンッ≫

ベルフェゴール　「愚か者め、その程度では傷一つ付かんぞ」




ミゾレさん　「そこ！」

≪キンッ≫

ベルフェゴール　「虫ケラが…まだいたかっ！」




ミゾレさん　「その油断が勝機」

ミゾレさん　「覚悟！」




ミゾレさん　「はぁっ！！」

≪ズシャァァァァアッ≫

ベルフェゴール　「ぐぅっ！？」




リアトリス　「私も続けていきます…DTリアユニットplus GA4アーム、リミット解除」




リアトリス　「デモニッシュ…クローッ！！」

≪ズガァァァアッ≫

ベルフェゴール　「ぐはぁっ！？」




ベルフェゴール　「…」

リアトリス　「…まだ続けますか？」

ミゾレさん　「いくらでも、相手になる」




ベルーラ　「…あれ、私何を…？」

ベルーラ　「なんでリアがいるの？」




ベルーラ　「もしかして、私ミゾレさんに負けてからずっと気絶してた…？」

ミゾレさん　「…これは？」

リアトリス　（…はぁ、お姉ちゃんの天然にも困ったものです…）

---

分かる人には分かると思いますが、ミゾレさんはうちの神姫ではありません。
実は、Nagisaさんに引き続き東雲さんの神姫がメンテナンスに来ています。
せっかくなので、二日連続で前振りしてみました。
詳細は次回！