なすへちま農園ブログ

アウラ　「うわーい、23世紀長男だよー！」

夢子　「ちっぽさんがDVD持ってきてくれたんだから感謝しなさいよ」

ちっぽ　「わん！」




アウラ　「姫ちゃんも一緒に見れたら良かったのになー」

夢子　「仕方がないじゃない、姫子は仕事だしサナリアは学校だし…」

静菜　「あ、はじまりますよ」

≪デデーンッ≫

アウラ　「やったー、はじまったー！」




≪ヴィィィィンッ≫

アウラ　「あれ、23世紀長男はー？」

夢子　「…これは…雪卯？」




雪卯　「…こんにちは、アウラさん、姫子さん」

雪卯　「突然のご無礼をどうかお許しを」

雪卯　「えっと…とりあえず、こちらを見てもらいましょうか？」




マイム　「ぅ…えぐ…」

「ほら、このカメラの向こうでお姉さんたちが見てますよ」




マイム　「えぐ…リアちゃん、ひどいよ…」

リアトリス　「…私はただの撮影係です。ほら、早く話して下さい」




マイム　「ぐす…マイム、メカメカ小学校の帰り道であいつに捕まっちゃった…」

マイム　「他に助け呼べる人、いないの…お願い、お姉ちゃん」




リアトリス　「他に話す事は？」

マイム　「えぐ…お姉ちゃんのパンツ、お店に1万円で売っちゃってごめんなさい…」

リアトリス　「…もう無いみたいですね」




雪卯　「…泣いてる映像ばかりじゃ、可哀想だったでしょうか？」

ベルーラ　「そんなこと無いですよ、ここはいいところですから…」




ベルーラ　「マイムちゃんはまだ泣いてましたけど、すぐに雪卯様のモノになると思います」

ベルーラ　「マイムちゃんに危害は加えませんから、安心してくださいね…？」




ちの　「うさー！」

ベルーラ　「ほら、ちのさんもそう言ってますよ」




雪卯　「ふふ…これでここが安全な場所だという事は分かったと思います」

雪卯　「…それでもマイムさんを助けたいというなら、私の所までお越しください。待っています」




アウラ　「マイムちゃんこんにちわー！」

静菜　「いいなぁ…私もあんなご主人様が欲しい…」


夢子　「な、なんなのよ、今のは…」

ちっぽ　「わぅん…」

夢子　「なるほど、ここに来ると知っていたちのさんがDVDを差し替えたわけね…」




夢子　「アウラ、マイムを助けに行かなくていいわけ？」

アウラ　「夢子ちゃん、いってらっしゃいー！」

夢子　「な、なんで私が一人でマイムを助けに行かなきゃいけないのよ！」




夢子　「ほら、一緒に行くわよ！」

アウラ　「デート？　デートなの？　やったー」

ちっぽ　「わぅん！」

静菜　「みんな、いってらっしゃいー」


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リアトリス　「…雪卯様、紅茶が入りました」

雪卯　「ありがとうリアトリス」

リアトリス　「姫子さん達、ここに来るでしょうか…？」

雪卯　「姫子さんの性格なら必ず来ます、アウラさんやサナリアさんも連れて…必ず」




リアトリス　（…これでまた雪卯様の奴隷が増えることになるんですね）

雪卯　「…どうしたんですかリアトリス、貴女が笑うなんて珍しい」

リアトリス　「…いえ、彼女達、早く来るといいですね」



つづく