なすへちま農園ブログ

クライマックスに向かってはいますが、今回は最後に近い横道回です。
次章へ繋がる話というか、なんというか…とりあえず、本筋にはあまり関係ありません(^^;;;

神姫アニメ化でいまさら思いましたが、主役陣くらいは再販しますよね…？
通常カラーのアルトアイネスはかなり欲しいのですが…

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モルペウス　「ようやく暴れる許可が出たねー、腕がなるよー♪」

イケロス　「…遊びじゃない」

モルペウス　「…わかってるよ、ようやく許可が出たんだもの、ここの神姫みーんなやっつけちゃっていいって…！」




「…待て」

イケロス　「…お前」

モルペウス　「おやおや、先輩じゃないですかー？」

フェローネ　「…予想通り…来たか」

フェローネ　（私たちの父が直接じゃないとは言え関わった彼女達が動くのは、時代が変わってしまうことになる…この時代をめちゃくちゃにさせるわけには行かない…）




ルセル　「…フェローネ…！？」

フェローネ　「・・・」

モルペウス　「あらら、いつかの宿敵同士じゃーん」

ルセル　「…キミたち、誰？」

イケロス　「…名乗る名は、無い」




フェローネ　「…彼女達はオネイロス、私の父が関わり…この時代の人間が作り出した」

ルセル　「オネイロス…？」

フェローネ　「本来今のタイミングのAG社の敵は魔王たちだけのはず…彼女達はいてはいけない…！」




？？？　「イケロス…モルペウスに…貴女たちは…？」

ルセル　「…あいつも敵…？」

？？？　「ち、違うよ！　貴女たちがあいつらの敵なら…ボクは味方！」

？？？　（…ここがオーベルジーヌ社なのは間違いないけど知らない神姫がいる…ここはボクの知らない時代…？）

フェローネ　（…誰だ、彼女は…あんな神姫がいたか…？）




モルペウス　「もしもーし、あたしたちの事知ってるみたいだけどさー、あんた誰なの？」

雪萌　「ボクは雪萌（ゆきめ）…貴女たちは知る由もないかもしれないけど…オネイロス、私は貴女たちを知ってるよ…！」

ルセル　「ゆき…め？」

イケロス　「・・・」




≪バッ≫

イケロス　「あぁもううるさい方々ですね、虫唾が走る、ガタガタぬかさないで勝負は力で決めましょうか…！！」

ルセル　「雪萌さん、危ない！！」

雪萌　「・・・！」




≪キィンッ≫

イケロス　「あら、ただのコスプレ女かと思いましたら意外とやるじゃないですか」

雪萌　「コスプレとは失礼な！」




≪ガキィッ≫

フェローネ　（…氷の精製能力…あの能力を持っているのは…）

イケロス　「…へぇ」

雪萌　「舐めないでよね、これでもこの時のために鍛えてきたんだから…！」




雪萌　「…どこの誰かはわからないけど力を貸して、オーベルジーヌ社を守るから…！」

フェローネ　「…あぁ」

ルセル　「も、もちろん！」


雪萌　（…なんだかよくわからないけど、オーベルジーヌ社を”また”滅ぼされるわけにはいかない…）

雪萌　（ボクが絶対守るんだ、ボクたちのオーベルジーヌ社を…！）



つづく