なすへちま農園ブログ

シュクレ　「ん…んん…！」

シュクレ　「おはようございます。すっかり休めましたよ！」




シュクレ　「それにしても、私のデータが見たいなんて珍しいですね」

ちっぽ　「わん！」

シュクレ　「一体なにに使うんですか？」

（ごにょごにょ…）

シュクレ　「なるほど…それは楽しみですね…♪」


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希歌　「うーん、うーん…」




のんのん　「希歌ちゃん、どうしたにゃ？」

希歌　「いやぁ、なんだかののかの出番が半年くらいなかったような…」

のんのん　「それは仕方が無いにゃ、ここには神姫が60人はいるにゃ」




希歌　「…うん、やっぱりこれも白魔型のせいに違いない！」

のんのん　「まだその白魔へのライバル心設定覚えてたのかにゃ、なかなかしつこいにゃ」

希歌　「うるさーい！」

のんのん　「そういえばさっきシュクレさんがちっぽと話しているのを見たにゃ」

希歌　「なんですと…！」




希歌　「早速白魔型のシュクレさんを征伐にし出かける！後に続け！のんのん！」

のんのん　「なんだかよくわからないけどついていくにゃ！　こういうのはノリが重要にゃ！」




ナズナ　「えぇ！？　マスターにもう二人目の子供を頼んだぁ！！？？」

ティフォン　「いいじゃないか、にぎやかなほうがいいだろう？」

ルティナ　「…」




ルティナ　「…♪」

ナズナ　「…『お姉ちゃんになれるのが嬉しい』？　ルティナがそう言うならいいんだけど…」

ティフォン　「もう準備できているはずだよ、行ってみようかナズナ、ルティナ」




「・・・」




ナズナ　「マスター、この子が私たちの娘…？」

ちっぽ　「わん！」

ティフォン　「…やけに楽しそうだね、またあなたのことだからろくでもないネタでも仕込んだのかい？」




ルティナ　「…」

ナズナ　「…もうここまで来たら細かいことはいいか…どんな子なんだろう…？」




希歌　「ちょっと待ったぁー！！」

ナズナ　「…ちょっと、うるさいんだからね！」

希歌　「この辺りでシュクレさんを見かけたって聞いたんだけど、知ってる！？」

ティフォン　「…知らないな、なんの用だい？」




《カチャッ》

希歌　「そっかそっか、隠そうっていうのかー☆」

のんのん　「すごいにゃ！　理不尽っぷりが半端無いにゃ！」

希歌　「じゃあ力ずくで…行かせて貰おうかな♪」




《キィンッ》

ルティナ　「」

ナズナ　「ルティナ、そんな奴に構う必要ないんだからねっ！？」

ティフォン　「…ダメだ、ルティナは完全に頭に血が上ってる…」　（…彼女は母親にだったのか…）




希歌　「そっか、これくらい防ぐかぁ…」

希歌　「なら経験の差…見せてあげるよっ！！」




《ダッ》

希歌　「この高さからの一撃なら…防げないよね！」

ルティナ　「…！」

希歌　「いっくｙ」




《ガンガンガンッ》

希歌　「えぇぇぇぇぇぇえ！！？？」




《バッタァァァン》

希歌　「いったぁぁぁぁぁあ！！？？」

ルティナ　「・・・！？」

？？？　「…ルティナ、下がって。こいつ、許さない」




《ダッ》




《バッ》

希歌　「ま、待った！　その距離は死ぬ絶対死ぬぅぅぅう！？」

？？？　「ルティナ攻撃した」

希歌　「あ、謝るから許して！！」




ルティナ　「…」

？？？　「…ルティナがそう言うなら…」




希歌　「ふっ…短い神姫生だった…」　（バタッ）

のんのん　「ののかにゃぁぁぁぁぁ！？」




？？？　「そ、その、てっきりルティナが危ないのかなって…」

ルティナ　「…」

？？？　「それならよかった…」




《ギュッ》

ルティナ　「…！？」

？？？　「ルティナ…可愛い…大好き…！」

ルティナ　「…」

のんのん　「な、なんだかどこかで見たことがある光景にゃ…」




ナズナ　「ど、どうしたの、急に抱きしめたりして…」

？？？　「…ご、ごめんなさいお母さん、ルティナが可愛いからつい…」

ルティナ　「…」

ティフォン　「抱きしめるのはいいが…ちょっと力を緩めてあげてくれ、ノティ」

ノティ　「は…はい」




ちっぽ　「わん…！」

シュクレ　「あ、皆さん集まってたんですね！」

ティフォン　「キミは白魔型No.20のシュクレさん…だったかな？　はじめまして、私はティフォン」

ナズナ　「…シュクレさんの胸、見たら殴るんだからね？」

ティフォン　「ま、まさか、胸が大きいだけでナズナが好きなわけではないからね！」

ナズナ　（…大きいのが好きなことは否定しないのね）




ティフォン　「し、しかしなぜキミが…？」

シュクレ　「いえ、なんでもこの子を作るときに私のデータを使ったそうですから、私にとっても親戚みたいなものですから…♪」




シュクレ　「それにしても美しい姉妹愛ですね…私もお姉さまとの間にこんな子供たちがほしいなぁ…」

ティフォン　「なるほど…通りで…」

ナズナ　（…マスター、余計なデータまで移さなくていいんだからね…）


？？？　「ルティナ…」

ルティナ　「…」