なすへちま農園ブログ

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2011/08/02 (火)：Princess and Devil　第七話

ルナーリア到着記事　魔王と姫(劇中小説)
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セレニティア　「はぁ…はぁ…」

セレニティア　「これだけ逃げれば大丈夫でしょうか…？」

ベルゼビュート　「…追いついたぜぇ？」

セレニティア　「あ、あなたは…！？」

ベルゼビュート　「俺様から逃げようたぁ、ちょっと甘すぎるんじゃねーか？」

ベルゼビュート　「はぁあぁぁぁぁぁあっ！！」

セレニティア　「キャアッ！？」

≪キィンッ≫

「…全く、勝手に割り込んできた上にピンチまで持ってくるなんて、厄介なお姫様だ…」

ベルゼビュート　「な、なに…！？」

ローラル　「お前の事はお姫様の裏で見させてもらったぞ…ベルゼビュート！」

ベルゼビュート　「なんなんだ、てめーはっ！？」

ローラル　「お前は知らないだろうな…お前を倒したのは私の祖父だ」

ベルゼビュート　「な…あのイカれた髭メガネ勇者かっっ！」

ローラル　「あぁ、そして私の父はお前の兄のせいで死んだ…」

ベルゼビュート　「…ハッ、それで自分の仇に近いお姫様と一心同体とは、とんだ笑い話だなぁ！？」

ローラル　「そうかもしれない…が、彼女の心が純粋そのものなのも一つの身体になったことでわかった」

ローラル　「私はまだ知らなければいけない事がたくさんある。この記憶が真実かも知らないのだから…」

ローラル　「…行くぞっ！」

ベルゼビュート　「あぁきやがれ、このやんちゃ娘がぁっ！！！」

「…あ、あれ…ここは…？」

「おかしいな…さっきまで夢を見ていたみたい…」

ベルーラ　「夢の中だと、リアは…でもこの場所は夢の…」

ベルーラ　「だとしたら、あの夢は…」

ベルーラ　「…り、リア！？　い、急がなくちゃっ！！」

≪キィン　キキキンッ≫

≪ガキィンッ≫

ベルゼビュート　「や、やるじゃねーかっお転婆娘っ！！」

ローラル　「お前の力は凄いようだが…その宿主とスタイルが違いすぎて身体と動きが噛みあっていないようだ。冷静に対処すれば大した攻撃ではないな」

ベルゼビュート　「てめぇ…魔王の中でルシファーに次ぐ実力の俺様をコケにしやがってぇ！！」

ローラル　「…だとしたら、どうする？」

ベルゼビュート　「ぶぅっ殺ぉぉぉぉすぅっ！」