なすへちま農園ブログ

0 / 1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 6 / 7 / 8 / 9 / 10 / 11 / 12 / 13 / 14 / 15 / 16
Nagisaさんとのコラボが終わったところで、今度はトサマさんとのコラボに移ります。
…あれ、これってコラボ企画だったっけ…？（笑）

---

七雪　「ねーねーとっきー、とっきーってどうしてめがねなんかしてるの？」

雪芽　「…そういえばそうだね、目でも悪いの？」

時兎　「それは僕にもちょっとわかりませんが…社長には外さないようにと言われてますが」




七雪　「しりょくけんさのために、ためしになゆきのパンツでも…」

時兎　「見ません！　というか僕だって一応女なんですから！」

雪芽　「…七雪、時兎をあんまりいじめないで…」

茉莉花　「あの…ちょっといいですか？」

雪芽　「あ…こんにちは茉莉花さん」

茉莉花　「こんにちは、今お忙しいですか？」




七雪　「だってとっきーってむっつりすけべんぼのおーらがするかも？」

時兎　「違います！」


雪芽　「えーと…はい、大丈夫です」

茉莉花　「でしたら着いてきて頂きたいところがあるのですが…」




七雪　「ほらほら、もっとがっつりみてもいいんだよ？」

時兎　「だから見ませんってば！　あーもうどうしてあなたはそう…！！」


茉莉花　「…大丈夫ですか？」

雪芽　「あ…はい、大丈夫…だと思います。　　…多分」


・
・
・
・
・




茉莉花　「それで来て頂いたのには理由がありまして…戦って欲しい相手がいるのです」

雪芽　「戦って欲しい相手…？」

茉莉花　「ルシファーを奪われてしまった以上、現在想定される最悪の状況はルシファーを敵に回すことです」

雪芽　「はい…ルシファーは今オーベルジーヌ社にいる全ての神姫より強いって聞きました」

茉莉花　「はい…それを想定した場合、これ以上適切な相手はいないはずです」




「・・・」

茉莉花　「今回の相手はこの方…ルシファー系試作機にしてコードネーム『アスタロト』さんです」

雪芽　「あ、あの、雪芽です。はじめまして」




「・・・！」

雪芽　「あ…れ…？」

茉莉花　「それが…少し手違いがありまして、彼女の名前を聞く前にメンテナンスが始まってしまい、なおかつスピーカーもまだ調整中で喋れないんです…」

雪芽　「そ、そうなんですか…」

茉莉花　「マイクは大丈夫なので、先ほど事情は説明して了解は頂いたのですが…いかんせん、社長がどこからか勝手に依頼を引き受けてきて誰にも言わずにメンテナンスをしてしまったもので…」




ムーレアナ　「いいのか？　彼女、かなり怒っているようだが…」

茉莉花　「あ、ムーレアナさん！」

ムーレアナ　「強い力を感じてきて見れば…彼女がいるのでは当然だな」




「・・・！」

ムーレアナ　「ふむ…なるほど、あまり事情を知らないままメンテナンスにきてしまったのだな？」

「！！」

ムーレアナ　「まぁそう怒るな、今回のテストに付き合う気持ちはあるのであろう？」

「・・・」




ムーレアナ　「大丈夫なようだぞ、存分にやるのだな」

茉莉花　「それはよかった…ではお二人共、準備をお願いしますね」

雪芽　「はい！」


ムーレアナ　（さて…実力を見せてもらおうか）




チベッサ　（…何を話しているのかと思えば、そんな話…）

チベッサ　（…ふふ、戦いを見て実力を測ろうなんてムーレアナさんもなかなかに策士ね）




チベッサ　（今回の戦い…私たちが下手に手を出すわけにはいかない）

チベッサ　（でも、歴史に変わりがないのなら、きっと彼女が…）



つづく